サッカー界には、選手と監督の間に特別な関係が生まれることがある。中でも、ズラタン・イブラヒモヴィッチとジョゼ・モウリーニョの絆は、ファンの間でも広く知られている。二人はインテルやマンチェスター・ユナイテッドで共闘し、その間に強い信頼関係を築いた。イブラヒヴィッチのカリスマ性とモウリーニョのカリスマ指導が交わることで、数々の名言やエピソードが生まれてきた。
今回は、そんな二人の「友情」にまつわるエピソードを紹介していこう。
「モウリーニョのためなら命を懸ける」
イブラヒモビッチはかつて「俺はモウリーニョのためなら命を懸けて戦う」と発言。監督としてのカリスマ性と、人としての魅力を高く評価してい
「インテル時代の信頼関係」
インテル時代、モウリーニョはイブラヒモビッチをチームの中心に据え、最大限の自由を与えた。それに応えるようにイブラもゴールを量産し、セリエA制覇に貢献。
「モウリーニョは指揮官、グアルディオラは哲学者」
バルセロナ時代にペップ・グアルディオラと衝突したイブラヒモビッチは、「グアルディオラは話しかけてこなかったが、モウリーニョは本当のリーダーだった」と語った。
「マンチェスター・ユナイテッドでの再会」
2016年、マンチェスター・ユナイテッドで再会。イブラヒモビッチは35歳ながらもエースとして活躍し、モウリーニョの下でEFLカップやヨーロッパリーグを制覇。
インテル時代の大好きなやり取り
面白エピソードの多い二人。
その中で、最も好きなエピソードが
2009年の4年連続となるスクデット獲得を祝った時の出来事。
イブラヒモヴィッチは後半途中に何度も交代を申し出たが、
モウリーニョ監督はそれを無視。笑
結局、同選手をフル出場させている。
🇸🇪イブラヒモビッチ
— Trivela 🇵🇹🇮🇹ファンタジスタ愛好家 (@Trivela_Futebol) June 3, 2024
🇵🇹モウリーニョ監督のおもろいやりとり。
シーズン最終節にて。
🇸🇪「疲れたから今日はもう代えてよ」
🇵🇹「うるせぇ、もっと頑張れ。」
🇸🇪「なんでやねん、もう優勝したやんけ」
🇵🇹 フィーゴ、バロちゃん交代…
🇸🇪「まじ、からかうなよ」
続く。
pic.twitter.com/We8Smrd9yu
人 | 発言 |
---|---|
イブラ | 「疲れたから今日はもう代えてよ」 |
モウ | 無視・・・ |
イブラ | 「なんでやねん、もう優勝確定したやんけ」 |
モウ | フィーゴ、バロちゃん交代・・・ |
イブラ | 「ふざけんなよ」 |
イブラ | ゴールを決め、流石に交代だろと思ってたが… |
モウ | 無視・・・ |
ジュリオセザール | 爆笑 |
イブラ | 「優勝に貢献したやんけ、敬意示せよ!」 |
解説席 | 爆笑 |
モウ | GK交代・・・w |
イブラ | ブチギレ |
解説席 | 爆笑 |
モウ | 無視・・・ |
モウリーニョ監督曰く
「私はイブラヒモビッチのことを知っている。何度も交代を求めてきたが、私はそうしなかった。そして5分後、彼もチームが彼を助けようとしていたことをわかったんだ。まだ得点王のタイトルをとれるはずだよ。スクデットと違い、絶対に獲得しなきゃいけないものではない。だが、彼を助けられるのなら、我々はそうしていく」
また優勝後モウリーニョ監督は、
自らの仕事と功績について、次のようにコメントしている。
「私の貢献?何もないさ。私は11ヶ月もバカンスをとっていたんだ。最近の私はただ、勝者のベンチに座るという幸運に恵まれただけだよ。ある意味では、幸いにも私が勝者のチームを選んだとも言える。だがいつだって、プレッシャーはたくさんあるんだ。ポルトでも、ロンドン(チェルシー)でもね。ここだって3年連続で勝っていたから、もしも優勝できなかったら、私の責任になっていたのは当然だよ」
どこまで行っても最高の監督と
自由奔放で魅力的なイブラヒモヴィッチでした。(笑)