2022年10月より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載がスタートした森本大輔によるサッカー漫画『カテナチオ』。
名の通り、イタリアの「カテナオチ」という守備の概念をテーマにしたサッカー漫画。
2022年1月にウェブサイト『となりのヤングジャンプ』で読み切りとして掲載され、同年4月には『ヤングジャンプ』本誌でも紹介された。
連載開始から注目を集め、2025年2月時点で累計部数は30万部を突破している。
才能はない。
凡人であることは、分かっている。
ただそれは、諦める理由にならない。
「才能を喰い殺せ」
「勝利への渇望、執念」という才能を武器に、
主人公嵐木 八咫郎がイタリアの地にわたり成長する物語。
数々の才能を前に心が折れては、手を変え品を変えて
自分を諦められずもがいているワイにとってたまらない漫画。
心が震え散らかす現役サッカー漫画の中でも最も発売が待ち遠しい漫画。
あらすじ
サッカー部に所属する主人公・嵐木 八咫郎はプロサッカー選手となって欧州の頂点を獲ることを目標としていたが、県予選決勝で早くも敗れ挫折する。
しかしたまたま見に来ていたイタリア1部FCオリヴェーロのチーフスカウトであるシルヴィオ・テスタに嵐木の「勝利への執念」に才能を見出され、スカウトされたことで高卒でイタリアに渡る。
CBとは、サッカーの紙に愛されなかった凡人が持てる「すべて」で才能を握り潰す場所を言う。
イタリアに渡った嵐木は、下部リーグの弱小クラブに加入。
言葉も通じない異国の地で、個性派ぞろいのチームメイトやサポーターに揉まれながら、プロとしての第一歩を踏み出す。
試合ではゴールを守るだけでなく、自らの存在を証明するために奮闘。守備の要として、そして人間として、少しずつ成長していく。
7巻の内容
FCオリヴェーロに所属するCBの嵐木八咫郎はAチーム昇格戦へのチャレンジ権を獲得するため、イタリア育成世代最強と名高いネオメニアに挑む。
試合序盤、世界基準のフィジカルを持つ大型ストライカーダヴィデ・ビアンコを中心とした猛攻にFCオリヴェーロは防戦を強いられる…。圧倒的な才能を前に嵐木は突破口を見つけ出せるか…!?
「サッカーはお前ら天才だけのものじゃねぇ。」
今巻も熱く最高でした。