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分析シリーズ:世界で最も経験豊富な若手選手たち

Rodrygo, con el pie torcido, nota la exigencia en el Real Madrid de ser  infalible con el gol


🧠 はじめに:CIESの特別リポートとは?

スイスのサッカー研究機関 CIES Football Observatory は、毎週データ分析記事を発信しています。
なんと今回、その500回目を記念して「世界で最も多くの公式戦を経験した若手選手」特集を公開しました。

この記事では、
✅ 各生年(2001年以降)で最も多くの出場試合を積み重ねた選手
✅ キャリア開始からの年間平均出場試合数ランキング
を日本語でわかりやすく解説します。

 

🌟経験豊富な若手選手たち一覧

順位 国旗 選手名 累計試合数 年間平均試合数 デビュー年齢 所属クラブ
1 Brazil Rodrygo Goes 379 50.9 16.8 yrs Real Madrid
2 Japan Takefusa Kubo 326 41.0 15.9 yrs Real Sociedad
3 Ireland Jason Knight 303 53.2 18.5 yrs Bristol City
4 England Bukayo Saka 302 45.9 17.0 yrs Arsenal FC
5 Brazil Yuri Alberto 302 40.8 16.7 yrs SC Corinthians
6 South Korea Kang-In Lee 286 39.1 16.8 yrs Paris St-Germain
7 Belgium Charles De Ketelaere 285 51.3 18.5 yrs Atalanta BC
8 Georgia Khvicha Kvaratskhelia 284 37.7 16.6 yrs Paris St-Germain
9 Georgia Zuriko Davitashvili 275 36.5 16.6 yrs AS St-Etienne
10 England Brennan Johnson 274 48.1 18.2 yrs Tottenham Hotspur
11 France William Saliba 274 39.6 17.1 yrs Arsenal FC
12 Bulgaria Martin Minchev 272 34.1 16.0 yrs MKS Cracovia
13 Brazil Gabriel Martinelli 271 38.3 16.8 yrs Arsenal FC
14 Uruguay Manuel Ugarte 270 32.3 15.7 yrs Manchester United
15 Turkey Gökdeniz Bayrakdar 268 35.2 15.8 yrs Bodrum FK
16 Albania Ernest Muçi 266 36.9 16.9 yrs Beşiktaş JK
17 Romania David Miculescu 258 34.1 16.4 yrs FCSB
18 Mexico Santiago Giménez 256 33.3 16.3 yrs Milan AC
19 Scotland Noah Chilvers 254 41.6 18.0 yrs Ross County
20 Costa Rica Carlos Mora 253 49.0 18.9 yrs Universitatea Craiova

 

🌟 生年別の最多出場選手

CIESのデータによると、2001年以降生まれの選手で最も多く公式戦に出場したのは以下の選手たちです👇

生年 選手名 試合数
2001 ロドリゴ(マドリー) 379
2002 カマヴィンガ(マドリー) 317
2003 ベリンガム(マドリー) 308
2004

アンジェロ・ガブリエル(アルナスリ)

185
2005 ヴィトール・ロッキ(パルメイラス 155
2006 エンドリッキ(マドリー) 133
2007以降 ラミン・ヤマル(バルセロナ 117

※細かい試合数データは順次追記予定。

特にロドリゴは376試合以上と、2001年世代のトップに立っています。
同世代の久保建英レアル・ソシエダ)も326試合で堂々2位にランクイン。


📈 キャリア開始からの年間平均出場数

ただの累計出場数だけでなく、デビュー以降の平均年間出場試合数も重要な指標です。

順位 選手名 平均試合数
1 ラミン・ヤマル(バルセロナ 59.7試合/年
2 パウ・クバルシ(バルセロナ 59.0試合/年
3 ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ 55.0試合/年

つまり単純な「数」だけではなく、若手の成長スピード・負荷を測る意味でも注目される指標です。


🇯🇵 注目!日本人選手の存在感

リストの中には、日本の久保建英(2001年生まれ)が堂々登場!
15歳9カ月でデビューして以来、スペインを舞台にすでに300試合超の経験を積んでいます。

日本の若手選手が世界のエリートに並ぶ例として、非常に誇らしいデータです。


🌍 データの意味と今後の注目

この分析は、単に「たくさん試合に出ている若手」を並べるだけではありません。
✅ どのリーグで育ったか
✅ 若くしてどれだけの責任を背負っているか
✅ 成長曲線はどうなっているか

といった、若手育成の現状を読み解く鍵にもなります。

近年は欧州、南米だけでなく、アジア・アフリカでも若手起用が増えてきており、
今後のランキングに新たな地域のスターが食い込んでくる可能性も。


🎯 まとめ:経験値の裏にある「未来の顔」

Lamine Yamal: Episode II

今回のCIESレポートは、
世界の若手がどれほどハイペースでキャリアを積み上げているのかを如実に示しています。

久保建英のようなアジア勢
✅ ラミン・ヤマルのような次世代の怪物
✅ ジュード・ベリンガムのような欧州の新エース

これらの選手が、これからの10年でどんな物語を紡ぐのか──
数字の裏に隠れた成長曲線を、私たちファンは見逃せません。

 

詳しいデータを観たい方はこちらをどうぞ。

football-observatory.com